鈴木 勝 研究室
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     豊中市中央公民館・観光学研究所提携
               

大阪明浄大学観光学研究所提携講座 世界を深く体験し、滞在する中での観光学

■対象/市民

 

 

■定員/60名

■内容/

豊かな国際体験を踏まえ、実践的海外長期滞在のノウハウ、世界各地の文化的背景の差異、エコツーリズムなど、市民の行動的知的文化の向上をはかります。

■時間/14:00〜16:00

 

■費用/なし 

 

 

 

/日

曜日

テ  ー  マ

講    師

1

10/29

異文化理解としての海外旅行(総論)

教授    浦  達雄

2

11/ 5

中南米、住んでみて見えてくるもの

教授    塩澤  潔

3

11/12

長期海外生活の手ほどき(アジア・オセアニア)

教授    鈴木  勝

4

11/19

ヨーロッパの観光魅力と滞在型旅行

講師    橋本 佳恵

5

11/26

エコツーリズムの魅力

助教授   森  信之

<講演・レジュメ>

主催:豊中市立中央公民館・大阪明浄大学観光学研究所
「世界を深く体験し、滞在する中での観光学」
長期海外生活の手ほどき

(アジア・オセアニアを中心として)

2002年11月12日

大阪明浄大学観光学部教授 鈴木勝
 m-suzuki@meijo.ac.jp
http://www2.meijo.ac.jp/mei-suzu/

<自己紹介>
[
T] 長期海外生活の手法

@)ロングスティ(観光査証や“リタイアメント”退職者

査証にて)
・・・・・本講座の中心的話題
A)海外移住(永住権取得など)
B)駐在員として赴任

C)ワーキング・ホリデー査証を取得して
D)現地企業に就職
E)現地に会社設立
F)結婚
G)海外ボランティア       
H)その他

[
U] 日本型ロングスティとは?

「ロングスティ」とは、基本的には観光査証による滞在型の旅行
       ・・・・・「海外滞在型余暇」

<特徴>
@比較的、長期にわたる滞在 (移住・永住ではない)
A海外に「居住施設」を保有、または賃借する
B自由時間行動を目的とする
C「旅」よりも「生活」をめざす
D生活資金の源は「日本」とする

[V] ロングスティ先として、希望の多い国
@)世界・ベスト5・・・@オーストラリアAハワイ

BニュージーランドCカナダDスペイン
A)アジア・ベスト4・・・@マレーシアAフィリピン

BタイC中国 
☆どこに選択するか? じっくり各国めぐりをしてからでも遅くない。
(“市販”ホームスティ・ツアーの効果的活用)
☆近場(アジア等)であれば、子供も孫も度々、訪問できる。

[W] ロングスティの目的
☆明確な目的を持った長期滞在が効果ある。複数持てばさらに、効果が・・・。
スポーツ(ゴルフ・つり・テニス・ダンス)、語学、読書、
ガーデニング、油絵etc.・・・先生の立場(教授できるもの)の効果
              (例:日本語教師・日本文化を教えるetc.)


[X] 長期滞在中の心得&注意すべきこと
@衣・食・住
☆「衣」
☆「食」・・・日本食を制限すれば、かなり節約できますが・・・。
☆「住」
・・・ 不動産購入か、賃借か・・・法律の熟知・外国人制限etc.
・・・・購入の場合(緊急時に直ちに、売却可能かどうか)

文化、習慣、宗教などを理解し、現地社会に溶け込む。

A危機管理
☆自分の身は自分で守る、そんな気概で。
☆目立たない行動
☆情報ネットワークを普段から構築。

B健康管理
☆保険加入(旅行保険・現地健康保険など)
☆医療ネットワークの確認

[Y] 長期滞在をさらに、エンジョイさせるために・・・
@「外国」:欠点ばかり見ないで、長所も見てください。
A気楽に帰国しましょう。

B現地の言葉を覚えれば、そして歌も2,3曲。
Cインターネットを活用。Eメールも・・情報がふんだんに。
D自動車の免許を取れば、行動半径がさらに拡大する。
Eパーティーには積極的に参加しましょう。

[Z] その他(参考)
☆各国査証制度:観光査証・リタイアメント・ビザ
(退職者査証・・・オーストラリア・ニュージーランド・タイ・フィリピン
・マレーシア・インドネシア・スペイン・イギリス
etc. 

[[] 補足 
 私がサラリーマン貫徹派から、大学教授になった理由  

 ―変形・海外ロングスティを目指して―