鈴木 勝 研究室
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<大阪明浄大学・ホームページの「観光学を学ぶということ」から>

 
私立大学 / 大阪 / [進学ネット番号:553126]
大阪明浄大学
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観光学
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大阪明浄大学
観光学部
鈴木研究室
鈴木 勝教授


 

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プロの視点から説く「国際ツーリズム振興論」
世界の観光をいかに活性化させるか。
観光業界を身近に感じながら刺激的に学ぼう!
「元JTBアジア」支社長が教えるツアーづくりの極意
大阪明浄大学は観光の可能性を追究する新しい学問、観光学を展開する日本で唯一の単科大学。教員スタッフには業界の実務経験者が多数起用され、好奇心を刺激する講義・実習がズラリとそろう。JTBに長年在籍し、アジア日本支社長も務めた鈴木勝教授もその一人。旅行業務全般からツアーづくりの極意、マーケティング戦略まで、経験に基づいたリアルな学びを教授している。「観光学は裾野の広い学問です。たとえば、旅行業務の場合は経営・経済の基礎知識はもちろん、国際情勢の把握や文化的な素養も必要ですし、海外ツアー企画の料金設定では半年・1年先の為替損益を予測する能力も求められます」と、業界のニーズを的確に指摘する。基礎と実践を巧みに織り交ぜ、プロを養成していく鈴木教授の講義は学生からも人気が高い。
アジア太平洋地域の観光促進とインバウンドの活性化
「生きているビジネスを扱うので講義内容は常に変化します。いかに世界の観光を活性化させていくか。それが私のバックボーンです」。鈴木教授の専門は、国際ツーリズム振興論。前職の経験を活かし、将来性の高いアジア太平洋地域の観光促進についての研究を行いながら、国内外に赴き国際ツーリズムの活性化のための支援活動や講演なども精力的にこなす。さらに、「年間の日本人海外旅行者(アウトバウンド)が約1,600万人なのに対し、日本へ来る外国人旅行者(インバウンド)は約500万人。3:1のひらきがあります。低迷する日本経済の対策として観光は切り札になります。昨年、政府もインバウンドの活性化を呼びかけましたが、日本はこの分野にまだまだ弱い。いまこそプロフェッショナルの力が必要ではないかと思います」と力強く語る。鈴木研究室のホームページには、こうした自身の活動報告とともに、観光業界のイベントやトレードショウなどの情報も提供。学生たちに参加を呼びかけている。
ビジネス現場で能力を磨き、国際交流のプロをめざす
JATAトラベルマート(世界旅行博)、国際観光機関(WTO)奈良会議、そして海外の政府観光局が日本の業界関係者向けに行うイベントなど、鈴木教授が提供した学外活動に多くの学生たちが参加した。「ビジネスが動く現場を見ることは学生にとって大きな刺激。現地の関係者に接し、インターンシップなどを直接交渉する学生もいます。コミュニケーション能力も磨けるし、自分の英語力がいかに未熟か、も実感できます(笑)」。いろんな“ショック”を受けることで意欲は高まる。実際、語学力が飛躍的に上達した学生は多い。国際社会で活躍できる多彩な素養とスキルが修得できる同学部では、最近、ホテル・旅行業界だけでなく、公的機関の国際交流部門への就職を志望する学生も増えてきた。「教育を通して仲間を育て、観光の促進を」という鈴木教授の願いは叶えられつつある。
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RECRUIT

観光を楽しく学ぶことが、世界を元気にすることにつながる
  「観光」という言葉は、中国の古典である易経のなかの「国の光を観る」に由来しています。

  つまり観光は今日では、レジャーのひとつとして見られがちですが、本来は、人が地域や国境を越えて、おたがいに交流し、それぞれの文化を学び、理解し、自分たちの社会・文化・経済を発展させたり、創造することを意味しています。そして観光学は、自然と文化に学び、人の心の安らぎと新しい社会の活力をプロデュースするために、幅広い分野にわたった知識が集まってできています。つまり観光学とは、経営、文化、歴史、国際、政策、行政、芸術、言語、環境、メディア、福祉など、これまでの学問の領域を超えた新しい学問なのです。この観光学は、21世紀の世の中や、人々の生活を活性化し、社会をリードしてくれるにちがいありません。それが役立つ領域も、ますます幅広くなってきています。観光を創りだす人。観光を演出する人。観光にたずさわる人。観光を支える人。観光に関わる人。観光学部で学んだことを、社会のいろいろな場面で生かすことが、世界をもっと元気にすることにつながります。

次に・・・、
 
2000年4月に開設された、大阪明浄大学に参画した直後に、友人・知人に宛てた手紙を紹介いたし、私の意図表明に致したいと思います。

                                                                                                         2000年4月吉日
   ○○△△様 

 拝啓 陽春の候、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
  この3月をもちまして、JTBを退職いたしました。長年のご厚情に対しまして、あつく御礼申し上げます。大学卒業と同時に入社し、シドニー及び北京駐在の約10年間を含みまして、合計33年間勤めて参りました。更にこの先5年余、励むつもりでおりましたが、熟慮の末、「三兎を追う…青春PART2」を開始致しました(「青春PART2」の年限は70歳に設定しました)。
1兎) 「PROFESSOR」(教授…現在、助教授)
2兎) 「VOLUNTEER」(ボランティア)
3兎) 「NON- FICTION WRITER」(ノン・フィクション ライター)

  「三兎を追う」とありますが、これらに共通のキー・ワードは「ツーリズム」&「アジア・太平洋」であり、決してかけ離れた存在の「三兎」でないと考えております。
 ところで勝手ではありますが、それぞれの構想の中身を披露させていただきたいと思います。
1)
PROFESSOR
…「大阪明浄大学・観光学部」。
 耳慣れないことと思いますが、2000年4月に開学した「日本で初めての観光学部だけの大学」、「西日本で初めての観光学部を持つ大学」です。ここでは「アジア太平洋事情論」、「旅行企画論」、「旅行業務論」、「ゼミT」、「ゼミU」の5コマを担当します。 これらでは、国際ツーリズム振興をバックボーンに据えて講義を展開したいと考えております。また、4年後は大学院も設置される予定です。将来の観光産業の担い手、特に、国際ツーリズム振興のリーダー養成に少しでもお役に立てたらと思っております。(正直に申し上げて、「価格」や「他社」競争に明け暮れた毎日の生活を、教壇に立つ新たな環境にアジャストさせることは、並大抵なことではないと覚悟しております。)

2)
VOLUNTEER」…「ボランティア」に身を投じ、毎年、国際貢献を行ないたいと考えております。まず、「海外の大学・機関でのツーリズム振興セミナー」参加などは、意欲的に進めたいと思っております。他方、「中国砂漠・緑化キャンペーン」、「SAVE THE MANGROVE(マングローブを救え!) キャンペーン」、「KOALA FOUNDATION(コアラ基金)」などにも強い関心を持っております。

3)NON -FICTION WRITER」…アジア・太平洋、特に、長期駐在した「中国」&「オーストラリア」をテーマとし、執筆したいと考えております。例えば、『ナマコが語る、中豪関係史』、『豪州ゴールドラッシュのチャイニーズ』など、これらのタイトルでの出版も考えております。もちろん、三兎ですから当然、「寡作」でありますので、ご了承ください。
 
ところで、“JTB卒論の意味合いで、「国際ツーリズム振興論アジア太平洋の未来・税務経理協会」を本年夏から秋頃までに出版の予定であります。また、中国語訳本(中国の老朋友による翻訳)も考えております。上梓の折りには、ご連絡申し上げます。
末筆ではございますが、ご健康をお祈り申し上げます。 
                                                                                                   敬具
                                                    鈴木 勝
[補足]
   3兎のうち、もちろん1兎目のProfessorが中心的ポジションであります。2&3兎を目指すことにより、1兎目がさらに充実・拡大されるものと信じております。