鈴木 勝 研究室
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        泉佐野市民大学講座「観光学コース」
                   (泉佐野市立生涯学習センター)

1.テーマ:観光学のすすめ〜旅上手になる方法を伝授します

2.日 時:平成14年9月28()11月9日()10時〜12時
3.ラインアップ

@9月28日・浦 達雄(教授):異文化理解としての海外旅行
A10月5日・安達清治(教授):温泉アラカルト−温泉の楽しみ方
B1012日・中尾 清(助教授):゛超゛高齢社会における生活設計と余暇・観光の役割
C1019日・鈴木 勝(教授):パツケージツアー選択のポイント
D1026日・橋本佳恵(専任講師):海外旅行の楽しみ方
E11月2日・森 信之(助教授):エコツーリズムの魅力−ツーリズムと自然環境保護
F11月9日・鈴木 勝(教授):アウトバウンド・ツーリズム−海外旅行のノウハウ・裏技を伝授します


(講演レジュメ)
泉佐野市・市民大学 観光学コース

パッケージ・ツアー・選択のポイント』
        
20021019日(土)  (生涯学習センター)

大阪明浄大学・観光学部教授 鈴木勝

 m-suzuki@meijo.ac.jp
http://www2.meijo.ac.jp/mei-suzu/

<最近の海外パッケージ・ツアーのトレンド>
☆日本人海外旅行客数 1,620万人(2001年)
 ⇒アメリカ同時多発テロ「大打撃の海外旅行」1,780万人(2000年)
 ⇒「海外旅行」から「国内旅行」に
☆パッケージ・ツアーの隆盛(比較:「団体旅行」&「個人旅行FIT」)
☆二極化時代=「デラックス化」、または「低価格ツアー」
☆「選択肢多様化時代」=柔軟なパッケージ・ツァー
☆「OL」中心⇒「熟高年」・「ファミリー」・「母娘」・「三世代」に
☆アジアン・ブームの登場(「安」・「近」・「短」現象)
☆リピーターの増加
☆旅行予約の間際化傾向

T『パッケージ・ツアーに始まり、
・・・・・パッケージ・ツアーに終わる』。初心者から、超リピーターまで。

@個人旅行との比較(格安航空券利用・ペックス周遊航空券など)
A団体旅行との比較(会社慰安旅行・報償旅行―インセンティブ―など)

U あなたは「パッケージ・ツアー派」? 

☆最近のツァー形態  『価格志向型 VS. 内容重視型』
@価格志向型・・・(自由行動エコノミー型&“てんこ盛り”型)
A内容重視型・・・(内容充実デラックス型&自由行動デラックス型)

☆「選択肢多様」・「自由行動型」パッケージ・ツァーの隆盛
@航空機:「航空会社選択」・「グレードアップ」・「時間帯選択」
Aホテル:「グレードアップ」「延泊」「シンデレラ・プラン」「ビュー(景色)」
B観光:あり(複数選択)・なし
C食事:あり(デラックス・スタンダード)・ミールクーポン・朝食のみ・なし

Dオプショナル・ツアー:多数

V パッケージ・ツアーの上手な選択方法
@パンフレットの比較(複数)
A価格帯の有無(オン・オフ・ショルダー期など)
                   ・・・超破格料金帯・回数に注意
B出発便・帰国便の航空会社名・時間帯(朝・昼・夕方・深夜)
C「ホテル」・・・「デラックス〜スタンダード」・「指定」・「同等クラス」・
                    「部屋からのビュー(景色)」
D観光の有無/回数・・・(空港到着後、直接?)
Eショッピング・・・「含む場合(何箇所? どのような店?)」、
                         または「含まない」
F食事回数・場所(レストラン、またはホテル)
GS/E(シングルエキストラ:一人部屋料金の価格)
H現地オプショナル・ツアー(日本語バスVS.英語バス比較)・
                       支払い(日本・外国) 
I空港諸税・ビザ代・・・(含む・含まれない)

J催行最少人員(「1人」・「2人」・・・「10人」?)
K「小グループ特典」の活用・・・(専用バス・ガイド付など)
L出発空港「関西空港」・「成田空港」・・・どちらが安い?

W パッケージ・ツアーの申込は?
@旅行会社(カウンター)
Aメディア・通信販売(新聞・雑誌など)
Bインターネット
C「パッケージ・ツアー催行会社」、または「催行会社以外」への申込


X その他
☆旅行の危機管理(外務省・・・安全危険情報)
☆旅行には「パンフレット」持参(「最終旅程表」とともに)

資料
:旅行会社・パンフレット