大阪明浄大学観光学部教授 鈴木勝
m-suzuki@meijo.ac.jp
http://www2.meijo.ac.jp/mei-suzu/
[序] 自己紹介
[Ⅰ] 長期海外生活のタイプ
ⅰ）ロングスティ（観光査証や退職査証にて）
ⅱ）企業（日本＆外国）の駐在員
ⅲ）海外ボランティア
ⅳ）ワーキング・ホリデー査証を取得して
ⅴ）海外移住（永住権取得など）
ⅵ）結婚
ⅶ）その他
[Ⅱ] ロングスティ（日本型）
「ロングスティ」とは、基本的には観光査証による滞在型の旅行
・・・・・「海外滞在型余暇」
＜Ａ＞特徴
①比較的、長期にわたる滞在 （移住・永住ではない）
②海外に「居住施設」を保有、または賃借する
③自由時間行動を目的とする
④「旅」よりも「生活」をめざす
⑤生活資金の源は「日本」とする
＜Ｂ＞ロングスティ先として、希望の多い国
ⅰ）世界・ベスト５・・・①オーストラリア②ハワイ
③ニュージーランド④カナダ⑤スペイン
ⅱ）アジア・ベスト４・・・①マレーシア②フィリピン
③タイ④中国
☆ロングスティ先選択のポイント
① じっくり各国めぐりをしてからでも遅くない。
（“市販”ホームスティ・ツアーの効果的活用）
②近場（アジアetc.）であれば、子供も孫も度々訪問できる。
＜Ｃ＞ ロングスティの目的
☆明確な目的を持った長期滞在が効果ある。複数持てばさらに、効果が・・・。スポーツ（ゴルフ・つり・テニスなど）、語学、美術館/遺跡巡り、ガーデニング、油絵、etc.
他方、先生の立場（教授できるもの）の効果（例：日本語教師etc.）
[Ⅲ] 駐在
①日本または、外国企業
②起業
☆シニアによる海外勤務（中国・アセアン・豪州など）
[Ⅳ] 長期滞在中の心得＆注意すべきこと
①衣・食・住
☆「食」・・・日本食を制限すれば、かなり節約できますが。
☆「住」
・
不動産購入か、賃借か・・・法律の熟知・外国人制限etc.
・・・・購入の場合（緊急時に直ちに、売却可能かどうか）
・
文化、習慣、宗教などを理解し、現地社会に溶け込む。
②危機管理
☆自分の身は自分で守る、そんな気概で。
☆情報ネットワークを普段から構築。
③健康管理・・・心配な病気は出発前に治療（例：歯痛など）。
☆保険加入（旅行・現地）や医療ネットワーク
[Ⅴ] 長期滞在をさらに、エンジョイさせるために・・・
①「外国」・・・欠点ばかり見ないで、長所も見てください。
②気楽に帰国しましょう。
③現地の言葉を覚えれば、そして歌も２，３曲。
④自動車の免許があれば、行動半径がさらに拡大する。
⑤パーティーには積極的に参加しましょう。
⑥インターネットを活用。Ｅメールも・・情報がふんだんに。
[Ⅵ] その他（参考）
☆各国査証制度：観光査証・リタイアメント･ビザ
（退職査証・・・オーストラリア・ニュージーランド・タイ・フィリピン
･マレーシア・インドネシア・スペイン･イギリスetc.）
[Ⅶ] 補足 私がサラリーマン貫徹派から、大学教授になった理由
―変形・海外ロングスティを目指して―
（了）
